被害者及び親族関係者が知りたいことの1つとしては、合計でどのくらいの損害額が認められるのかという点だと思います。
この点、他の弁護士事務所のホームページ等にも損害額計算できるソフト等があるので、これを使って一応の損害額が簡単に算出できますし、これによって算出された損害額は一定の目安にはなるかもしれません。
しかし、適正な損害額は、具体的な事故状況・治療状況を被害者の方から聞き、事件の見通し等を立てたうえでなければ、把握できません。計算ソフトは個別事案の具体的事情を捨象した損害額しか出せませんし、損害論について十分な知識のない方が数字を打ち込んで損害を算定しても、不正確だったり実務的観点からすれば非現実的な金額になることも多々あると思います。事案に応じた適正な損害額を算定するためには、弁護士の経験・知識・実務的感覚を踏まえた見解が必要となります。
日比谷ステーション法律事務所では、お客様から相談頂いた際に、お客様から聞き取った事故内容等を踏まえ、損害額の概算を算出しご提示致しますので、相談時に、保険会社の提示額との差額の大きさを体感してください(なお、お持ち頂いた資料が膨大であったり明らかに不十分な場合、また複雑な事案で即答できかねる場合には、後日の回答にならざるを得ない場合がございます)。