不幸にも事故で亡くなってしまった場合には、もはや治療費や通院交通費などは必要ありません。 死亡事故の際に損害賠償の対象となる損害は、大まかには死亡慰謝料と死亡逸失利益と葬儀費用です。
死亡慰謝料 被害者が死亡した場合、被害者本人とその遺族の慰謝料が損害として発生します。 もっとも、被害者がどのような立場にあったかによって、死亡慰謝料の金額は異なり得ます。一応の金額(被害者本人及び遺族の慰謝料の総額)の...
死亡逸失利益とは 死亡逸失利益とは、死亡した被害者が仮に生きていれば受け取ることが出来たはずの収入分のことです。 考え方としては、後遺障害逸失利益の場合と同様であり、後遺障害により労働能力が100パーセント失われた場合の...
葬儀関係費用は、原則として150万円とされており、これを下回る金額を支出した場合には、この支出額が葬儀費用となります。
ご家族が交通事故によって亡くなってしまった場合、遺族の方にとっては、加害者に対する損害賠償よりも、まずは、死亡した被害者の葬儀や身辺整理が第一次的な問題かと思います。しかし、一段落すると、気が重いながらも、被害者の方が残...