過失相殺とは 過失相殺とは、被害者側にも一定の落ち度(過失)が認められる場合に、被害者の損害賠償額をその過失割合分だけ減額させることをいいます(民法第722条第2項)。 例えば、被害者の損害額が100万円だとしても、事故...
損益相殺とは 事故に遭うと、当然ですが損害が生じます。このサイトでもたくさんの損害項目について説明をさせて頂いています。しかし、他方で、被害者は事故に遭ったことによって利益を受けることもあります。このように「利益」という...
「過失相殺→損益相殺」?or「損益相殺→過失相殺」? 被害者に一定の落ち度があり、かつ、事故後に損益相殺の対象となる給付を受け取った場合、損害額の計算方法としては、過失相殺と損益相殺のいずれを先に行うべきでしょうか。 具...
素因減額とは 被害者に、事故態様に関して落ち度(過失)といえるものがなくても、被害者自身の事情(「素因」といいます)によって、損害が発生したり拡大したりする場合があり得ます(具体例については後述のとおりです)。この場合、...